133.ランチ
2回目の箸休め回です。
さりげに前回の続きですw
ラブコメの波動を感じるようなお話、本編(テストの説明)を描いてると描けないですからね~✨
さて。
次は単発で「ドッグフーディング」といった言葉の回にしようかと思っています。
というかそろそろ同人誌9巻をまとめないと。
箸休め回です。
テストプロセスのシリーズで多少ダレてしまった(作者が)ところがあるので、数回は箸休め回をはさんで感覚を取り戻そうかなーと思っています。
さて、インフレが世間で言われてきていますね。
インフレには2種類あるとのことで紹介しておきます。
作者は専門ではないので紹介程度です。気になる方は調べてみると面白いかもしれません。
よく社会の勉強の時に出てきた「需要が増えれば価格が上がる」インフレです。
100円の商品だったとして、欲しい人がいっぱいいれば110円でも売れる、といったところです。原価が90円だったとして、110円で売れるようになったのなら20円の儲けになります。
適度であればよいですが、コントロールができないとよろしくないインフレだと言われています。
今のアメリカのインフレはディマンドプルだと言われています。
その名の通り、コストによってけん引されるインフレです。
原価が上がってしまったから値段を上げなければならないという状態です。
100円の商品だったとして、今まで90円で作ってたものがコストが上がって100円でしか作れない、となったら価格を110円にするしかないといったところです。原価が100円になっているので110円で売っても前と変わらず10円の儲けです。
今の日本のインフレはこちらです。
はい、これにてテストプロセスの話は終わりです!
このシリーズは長かった~!!
次は箸休め回をはさんで次に行きます。
そこまで描いたら同人誌9巻にまとめますね!
テストプロセスのシリーズはこちら。
そしてわかったこと。
作者、シリーズ(今回で言えばテストプロセス)が長くなるとやる気が……!
そのような自分の特性もわかりましたので、しばらくは用語説明などなどの単発、または数話で終わる話を描きたいと思います。
それからテスト計画の話かなと。これもそこそこ長引く予感がするのでw
オチとして使ったわけですが、「頼ってほしい」はQAの人の本音。
テストプロセスの説明も長期にわたりましたので、一覧できる形で簡単にまとめです。
次回テストプロセス回の締めをして、久しぶりの箸休め回です!
マンガでわかるテスターちゃんが、ついにアニメでわかるテスターちゃんに!!
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………………
…………
……という気持ちでイラストを描きましたw
きらら系的なイメージで描いています。
はい、エイプリルフールですね!
もうね、どっきりさせようどっきりさせよう、という気持ちだけで夜な夜なチマチマと描いていましたw
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ChatGPT(GPT-3.5), GPT-4など、急激にAIが能力を伸ばしてきました。
本当にいろいろなことができるので、作者もついついマンガを描かずに遊んでしまっています(笑)
遊んだついでに、Webアプリを4つほど公開しました。
GPT-4で出力されたコードをそのまま張り付けただけで、作者は改造もテストも何もしていません。
テスト設計の練習や、探索的テストの練習、バグ票を書く練習など、様々なテストの練習に使えそうです。ご自由にお使いください!
続きを読む今回は「テスト完了」です。
自社開発のチームだったりすると、結構なおざりにされるプロセスです。
まずはテストサマリーレポートの提出があります。
テストサマリーレポートは、どんなテストをしたのか、テスト結果としてどうなのか、残ったバグとそれに伴うリスクはどんなものなのか、といった情報をステークホルダー(関係者の意味)に伝える資料です。
これによって、ステークホルダーは意思決定を行います。
作者の経験上(web/app系自社開発)では、問題などについてテスト完了より前にすでに話し合っていて、テスト完了時には残バグなどの対応方針が決まったうえで完了、が多いかなといったところです。
続きを読むさて、テスト実行です。
テスト実行では、今まで準備してきたことを進めていきます。
語ることも多くはありませんので、作者の経験の話を書いておきます。
作者はWeb系App系ゲーム系なわけですが、システムテストのテスト期間はおおよそ3日程度、長くて5日くらいが多い印象です。
大変だったのはゲームでした。
イベントが週替わりで回っていまして、システムテストの期間は3日間、テストケース数は1万件くらいでした。ガ〇ダムなゲームで、ステータスの反映など確認がかなりありました。テスト実行も大変でしたが項目を作るのも大変だったことを覚えていますw
(イベント一つずつにQA担当者1名、テスターは25名くらいの体制)
ゲームもアプリも期間も短くやることも多いですから、とにかく事前準備が命。
そこがミスっていると、もう取り返しがつかない状態に陥ったりするわけです。
さらに計画してたからといってそれ通り進むかというとそうもいかず、リーダーをやっていた時は毎朝「今日はこういう風に攻めていって、誰々さんと誰々さんにはこれを任せて、もしこうなった時はこっちの計画に移して……」と考えながら会社に通ってました。ちょっとした軍師気分ですねw
さて、テスト実装です。
テスト実装では、テスト設計でハイレベルテストケース(具体的な数値などではないテストケース)をローレベルテストケース(具体的な数値などが決められたテストケース)に落としていきます。
あとは、マンガでも描いたように「テスト実行のために必要な準備を全部やっておく」プロセスです。
作者の経験上、テスト環境の準備やテストデータの準備なんかは早め早めに着手した方がいいことが多かったです。
開発者に依頼する必要があることがあったりするんですよね。
ギリギリに言うと向こうが困ることもしばしば。(大抵は「いえいえ、大丈夫ですよー」って返ってくるけど、無理させてる場合も結構ある)
他にもテストで使うツールの準備、テスト管理ツールの準備、新しく入ってきたメンバーの初期教育(テスト入る前までに基本的なアプリの知識をつけておいてもらう)みたいなこともありますね。