93. テストの目的 その⑤
明確にしたすべての要件を満たしていることを検証する。
要件を満たしているかの検証は、テストの中でも最も共通している目的の一つ。
3コマ目でも描いたけど、もっとも重要な活動です。
これは基本中の基本であり、確認するのはもう当たり前という感じ。
で。
それを確認するのは当たり前として、他に何かないか考えましょうといったことを描かせてもらいました。
全てが全て仕様書に書いてあるならそれでオッケーかもしれません。
けどまぁそうもいかないのが世の中でございます。
この辺の話で作者がよく出すのが池田暁さんの資料です。
http://www.jasst.jp/symposium/jasst18kyushu/pdf/S6.pdf
仕様に書かれていることってごく一部。
考慮漏れ、他との兼ね合わせなどなど、想定外の問題が往々にして眠っています。
なので仕様チェックで終わると大体本番障害が出て、現場猫が「どうして……」ってやるわけですね。
契約上、法律上、または規制上の要件や標準を遵守する、そして/またはテスト対象がそのような要件や標準に準拠していることを検証する。
検証、ということで一括りにさせてもらいました。
(作者の経験不足で詳しいことは描けなかったので><)
これはこれでウルトラ大切なことです。
web系とかですと少なかったりしますが、ゲームだとガチャの景品表示法などあったりしますね。
他、医療系や金融系でも私は詳しくはないですが則らなければならない事柄はあるかと思います。
ここいらは動的テストというより静的テスト、いわばレビューなどでの確認領域になりそうですね。
仕様チェック
テストを知らない方は、チェッキングがテストのすべてだと思っている……という方は多いです。
で、テストに慣れてきた人はそうじゃないことはわかってくるのですが……
チェッキングよりテスティングの方が崇高な活動だ!みたいに言う人もいます。
けどどっちが偉いみたいなことは全然なくて、この二つの活動が合わさりより良いテスト活動となりますからね!
ダンベルカール
ダンベルの運動と聞いて真っ先に思い浮かぶであろう運動が「ダンベルカール」です。
この運動では主に上腕二頭筋――力こぶの部分が鍛えられます。
基本姿勢はスタンディング。
背を伸ばして立ち、ダンベルを肩の位置まで持ち上げます。
注意点としては肘の位置は固定することです。
そして持ち上げたら少しその姿勢をキープして、ゆっくりと下ろします。
これを繰り返します。
さて、筋トレで重要なことが「フォーム」だとよく言われています。
なぜかと言うと、フォームが崩れてしまうと効かせたい筋肉にうまく効かなくなってしまうためです。
そこでダンベルカールの初心者がやってしまうミス。
それはやたら重い重量を使ってしまうこと!!
特に男子!w
重い物を持ちたいのはわかる!すごいわかる!
けどあまり重いとフォームが崩れます。
ダンベルカールの時は恐らく背をそらしのけぞる形になってしまうのではないでしょうか。
これをやると上腕二頭筋への負荷も分散してしまいますし、何よりケガにつながります。
ブログなどではチーティング(反動や勢い)を使い高重量を扱う説明も書いていますが、慣れていない人は欲張らず自分が扱える重量で、フォームを意識してダンベルカールを行うことが重要です。