76.仕様把握のやり方その⑥
マインドマップのルール
マンガには特に書かなかったが、マインドマップには以下のようなルールがある。
- 無地の用紙を使う
- 色を使う
- イメージ
- 枝を書く放射状に書く
- 単語を使う
- 構造化
- 楽しむ
http://shimojikiyotaka.jp/mindmap-write/
作者はそれをがっつり守っているかと言うと、そうでもないのだ……。
ルールと言われちゃうと、なんか自由が減っちゃう気がして……。
色を使わなかったり、単語ではなかったり。
ツールを使うとイメージが入らなかったり。
上のようなルールがあると知ったうえで、自分なりの方法を見つけよう。
それが一番、イメージを発想するのにイイ!……と思うw
テストタイプ
テストタイプは「これこれこういう目的のためにやるテスト!」といった、目的にフォーカスを当てたテストのこと。
テストにはいっぱい種類があるけど、目的別に「タイプ分け」した感じです。
わかりにくいですね(^-^;
例に挙げた、バグ修正後に周囲に変な影響出してないか確認するための「回帰テスト(リグレッションテスト)」とか。
あとは機能を確認するという目的の「機能テスト」とか。
以下テスト界のレジェンドのKENさんのスライドがわかりやすい。
https://www.slideshare.net/krsna_crespo/ss-11144954/39
あとよくあるのが「テストレベル」と「テストタイプ」と「テスト技法」の違い。
こちらは、テスト界のレジェンドの湯本さんのページ参照。
https://note.mu/yumotsuyo/n/nf26bcb6051d5
メインブランチ
メインブランチとは、一番最初に書く大きな枝のこと。
この最初の書き出しが悩み始めるとなかなか難しい。
ここで完全に手が止まっちゃう人もいるけど、丁寧に最高にCoolな図を描くことが目的ではないので、ある程度考えたら描くことをオススメする。
描いている間に「あ、これこっちに入ればいいか」と思ってきたりする。
そうなったら、別に描き直さなくていいから、矢印などで自分が思う方に線を引いておけばいい。
これであってますか!?
と、マインドマップで聞かれることは結構ある。
マンガで描いた通りマインドマップは特に正解がないので、自分が思った通りイメージを炸裂させて描いて仕様を大体把握して、それでもって「あ!これどうなってるんだろう!」みたいなことがでてくれば万々歳だと思う。
ちなみに、いろんな人にマインドマップを見せて「これであってますか!?」と聞くと、全員自分が思った枝のあり方を言ってくるので、枝をとってはつけて、とってはつけて、になってくる。
修正したマインドマップをまた色んな人に見せるとこれまた色んな答えが返ってくるので、マインドマップ賽の河原が発生する……かもしれない。