58. KPTのやり方その⑦
KPTの2回目以降
思いついたかのようにたまにKPTをやる場所もあるが、定期的に継続してKPTを行っていくのが良い。
2回目以降は、KPTを行う前に以下を行おう。
時間は5分程度でいけるハズ。
・TryがKeepになったか?(大事)
・Keepで習慣化したモノをはずす
・他、もう不要となった項目をはずす(Problemなど、自然消滅しているものもある)
こんな感じで繰り返し行うので、付箋などは取っておく必要があったりする。
専用のボードなどに貼っておくと楽だったりするけど、規模が大きくなるとKPTのたびに再構成が発生したりはする。
KPTのサイクル
基本的には節目節目だけれど、時間を空けすぎるとTryが忘れ去られていたりして効果が薄いゾ。
1週間がイイ!というところもあるが、作者の場所だと1習慣だとTryがキツいという気持ちもあった。
2週間のサイクルの場所は多いみたい。
ボクたちのベストプラクティス
KPTを続けていくと、各チームでのナレッジが蓄積していく。
これらナレッジを横展開できると他チームも嬉しいことが起きそうだゾ。
これまた言うは易しパターンで、運用を考えないと「チームのナレッジの横展開ができていない」が発生する。
作者の会社はそんな感じのことが発生してはいた。
(5人くらいのチームなんですが、全体総計300名を超えるQA組織でしたから…)
(作者2018年9月に退職。退職エントリーを書いた方がいいのかな(笑)
まずは続けてみよう
KPTの何が難しいかというと「続けること」……これに尽きる。
忙しい、暇がない、みんな死にそう……
色んな要因でKPTは阻害されちゃう。
とにかくまずは「KPTを2回続ける!」からはじめてみよう。
2回でも意外とムズいんだゾ。