ソフトウェアテストAdventCalendar2020の21日目への道は暗号解読により開かれん……。
(特にソフトウェアテストは関係ないです!)
1週間くらいしたら、普通に公開します~!
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以下が暗号文じす。
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IT業界に入って1か月以内に聞くであろう言葉が「デグレった!」です(ぉぃ
デグレはマンガに描いた通り、何か実装したり、修正した後に今まで動いているところが壊れたり、修正したハズのバグが復活しているときに使われる言葉です。
ほとんどの場合は「デグレ」で使われますが、略さないと「デグレード」かと思います。
名詞の形で言うと「degradation」です。
デグレーションと書いている記事も多いですが、発音を聞くとデグレデーションといった感じ。
日本だとなぜかデグレですが、海外だとリグレッションと言います。
まぁ、なんとなくデグレードの方が悪くなってる感ありますからね!(何
日本国内だと間違いなく「デグレ」の方が齟齬なく伝わります。
この「どこかが壊れた」というデグレ(リグレッション)はとても厄介。
原因がわかると「あぁ、そういえばそこにも影響あったわ!!」となるんですけど、なかなか気づかないのですよね(汗)
それを確認する目的のテストが「リグレッションテスト」です。
何か一つやり方を指すのではなく、デグレを確認する目的のテスト全般をリグレッションテストと呼びます。
じゃあ、どんなことをすることが多いか並べておきますね。
続きを読むデバッグとテスト。
一緒でしょ?という人も多いのですが、実をいうとちょっと違います。
「テスト」はバグを見つける……もとい、システムに存在する欠陥によって起こる故障を発見することを目的としています。
「デバッグ」はバグのもとをつきとめて取り除く……もとい、故障のもととなる欠陥を見つけて、その欠陥の原因をつきとめて、修正するという一連の開発の活動です。
テストとデバッグは聞いていると何となくみんな言葉を使い分けている気がします。
雰囲気で使い分けている感じですが、こういう意味なんだよーと覚えておくと良さそうです。
みんな、バグという言葉を使いますが、テスト系の難しい本を読むときは実はバグという言葉はほとんど出てきません。
代わりに「エラー」「欠陥」「故障」という言葉が出てきます。
この辺も覚えておくと、テスト系の難し目の本も読みやすいかもしれません。
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ついについに!!
テスターちゃんは100話を迎えました!!
こんなにも続けてこれたのは、応援してくださっている皆様、楽しみにしてくださっている皆様、共に歩んでくださっている皆様のおかげです。
3コマ目のりんちゃんのセリフは、きゅんちゃんだけでなく、テスターちゃんを見て学んでくださっている皆様にも向けたセリフです。
覚えることはまだまだたくさんあると思いますが、焦らず、マイペースで、楽しみながら進んでいきましょうね!
そのお手伝いができたのでしたら、作者としましては嬉しい限りなのでございます^^
テスターちゃん、次は同人誌7巻、そして書籍2巻に向けて進んでいきます~!
連載が2017年から、ということで3年ほどが経過しております。
その間にキャラの成長…もとい絵が少しずつ変わっていきました。
ここではそれを紹介です。
続きを読む日本で有名なソフトウェアテストのイベント(シンポジウム)といったらやはりJaSSTです。
JaSST Tokyoがもちろん一番人が集まるのですが、他に北海道や九州、東北など様々な地域(今はオンライン含め12か所)で行われています。
そして!!
テスターちゃんがJaSST'20 Kyushu(ソフトウェアテストシンポジウム九州)のシルバースポンサーを務めることとなりました!!
作者…がんばりました!
主に金策を…がんばりました!(笑)
テスターちゃんはよく「新しくはいった方に見ていただいています~」といった嬉しいお言葉をいただいております。
マンガに抵抗がない方でしたら、新しくジョインした方にテスターちゃんをお渡しして「読んでみて!」といって目を通してもらえると、それでテストの基礎部分やテストのマインド部分が把握できたりするかと思います。(そういう思いをこめて描いています)
初期教育部分で一定の水準でテストについてをお伝えすることが可能な本といったところです。
テスターちゃんはこんな感じで使えますよと広めたい!と思うことも一つですが、さらに作者の今後の新しい活動、業界貢献のファーストステップとしてのスポンサーでございます。
これからも作者も、テスターちゃんも成長を続けていきます!という意気込みの表れといったところです(笑)
今後もなにとぞよろしくお願いいたします!
会社によって用語が異なるコトはたくさんあるのですが、その代表格が「自由に行うテスト」です。
作者が聞いたことがあるものだと……
なんとなく「ランダムっぽい言葉」や「軽く触ってチェックする(をスルーと言ってる気がする)」といった意味の言葉が含まれる気がします。
その中でも多く使われているのがモンキーテストとアドホックテストかと思います。
これら会社の用語に慣れた後でテストの勉強をすると
『探索的テスト』
なんて言葉が出てきて「?」ってなってくるのですよね。
この辺、中岫さんのスライドがわかりやすくまとめられています。
前に「QA=テストすること?」といったことが話題になったことがありました。
答える人によって「大体そんな感じ」という人もいれば「全然違う!」という人もいたりしたかと思います。
これは恐らく自分の会社のQA組織ががどのレイヤーにフォーカスしているか、どんな目的で活動しているかによって答えがわかれるのだと思います。
QAの話は、JaSST'19 Tokyoの秋山さんの「QA入門」の資料がとても分かりやすいです。
http://jasst.jp/symposium/jasst19tokyo/pdf/D4-1.pdf
ユーザーが直接触るものはプロダクトです。
このプロダクトがちゃんとしてないといけません。
ちゃんとしている、というのはバグがないこと……ではなくて、ユーザーが期待する価値(要求やニーズなど)が提供できている状態のことです。
その「このプロダクト、ちゃんと価値提供できてるかなー」の確認手段としてレビューやテストがあります。
なので、例えば一つのプロダクトにフォーカスし取り扱っているチームは、QA=テストすること、といったイメージになるかと思います。
プロダクト品質に着目してるときは、それぞれのプロダクトごと……つまり「単発」で品質保証をしている形かと思います。
続きを読むこれでテストの目的は最後です。
最後にもう一度一覧を出しておきますね。
このテストの目的が、自分たちのテストに全て当てはまるわけではありません。
そしてどれか一つ、ということもなく複数の目的が含まれるかと思います。
ただ「バグを出す!!」とか「仕様通り動いているかチェックして終わり」とかではなく、自分たちの行っているテストは今何を目的として行っているか、を意識してみましょう。
何となくやっていて「なんでコレやってるんだろう……」なんて目的がわからない場合は……実はテストではなく、ただ触ってるだけかもしれませんよ!
これはテストだけではなく、仕事もそうですし、自分の人生にだって言えるかもしれません。
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