テスターちゃん【4コマ漫画】

ソフトウェアテストの用語、やり方などを4コマ漫画でわかりやすく説明する(予定の)ブログです。脱線も多いです。



テスターちゃんの「紙の本」の販売を開始しました!

こんにちは!

南部せんべいが大好き、作者です!

 

テスターちゃんですが、「紙の本はありますか!」という個人の方や、「会社に置きたい」という企業の方からお話をもらうようになりました。

作者として本当に嬉しいです!

 

ですのでBOOTHというサービスにて紙の本(通称物理本)の販売を開始しました!

testerchan.booth.pm

送料などが含まれるため電子書籍より200円ほど高くなっていますことをご了承ください。

 

テスターちゃん本の使い方

この本はソフトウェアテストの会社(部署)に入社したばかりの人の教育用に描いているつもりです。

テスト系の会社や部署に置いてあり、新しくはいった方がいたとき、

「はい、この本に目を通してみて」

と読んでもらえると

「テストってこういうのなんだ。大切なんだ。こういう風にやるんだ」

ということが労なくパッとわかる……なんてことをイメージしています。

 

テストは各社やり方が異なるかと思いますが、テストの基礎の共通部分についてはこの本で学んでもらってしまおう、そんな考えですw

 

実際に作者の前職の職場で使い、そのことをJaSST'18 Kyushu(ソフトウェアテストシンポジウム九州)で発表しております。

そのスライドも載せておきます。

www.slideshare.net

 

物理本販売時に検討した3サービス

物理本販売にあたって、どのサービスを使って販売しようか悩みました。

amazon

個人でも販売を行うことが可能です。

本が売れたときは以下が引かれます。

  • 基本成約料金:100円
  • 販売手数料:(商品価格+送料257円) * 15%
  • カテゴリー成約料金:80円

商品に表示される価格は、(商品価格+送料257円)となります。

ちなみに257円はアマゾンからお金が来ます(爆

送料を257円以下に抑えると利益が出ます。

さて。話を戻すとテスターちゃん(500円)の場合は757円です。

売れた場合の利益は以下のようになります。

 

y = 757 - (757 * 0.15) - 100 - 80

y ≒ 464円

実際にこれをクリックポスト185円で送ると

y = 464 - 185

y = 279円

これが利益になります。

つまり、Amazonでの手元に残る利益の数式は以下になりますね!

  • y = 0.85x + 38.45 - a

(x = 商品価格, y = 手元に残る利益 , a = 実際の送料)

 

……ちなみに印刷代も考えてみましょう。

100部で28600円(税込み)です。

なので、1冊あたり286円です。

先ほど計算した利益は279円です。

よって作者の手元に入る儲けは以下です。

279 - 286 = -7円

ですので、商品価格500円で売った場合、作者は-7円の儲けが出ます。

メルカリ

メルカリの場合は販売手数料が10%引かれます。

10%ならamazonより全然良いですし、ユーザー数も多いので考えたのですが……

商品1つ1つ売るならいいですけれど、一回売ったら売り切れになるわけではなく継続的にお店的に売りたいのです。

そうなってくると使いにくさがあるかな、という感じです。

 

……というより、メルカリは毎度お客様とのチャットでのやり取りがあり、作者はそれを嫌った感があります(^-^;

 

BOOTH

BOOTHは送料を自分で決められるほか、商品に送料を含める、ということもできます。

テスターちゃんは500円+送料梱包料で700円の設定にさせてもらいました。

 

BOOTHの場合の手数料は以下のようになります。

・「自宅から発送」商品 :(商品価格+送料)×3.6%
・「倉庫から発送」商品 : 商品価格×3.6%+26円

 

今回はテスターちゃんは自宅発送&商品価格に送料を含めているため以下となります。

700 * 0.036 = 25.2円

送料はクリックポストを使って185円ですので、利益としては

700 - 185 - 26 = 489円

 

先ほど計算した通り、1冊あたりの印刷費用は286円ですので、

489 - 286 = 203円

 

amazonと異なり、700円の販売で203円の儲けがでますw